漆彩の物語(作り手:藤澤望)
信州・飯山の雪国から、日常を彩る「Uru-SAI」の器
長野県北部、冬には深い雪に包まれる「寺の町」飯山市。 雄大な千曲川が流れ、春には菜の花が咲き誇るこの美しい風土の中に、私たちの工房はあります。
ブランド名の「Uru-SAI(うるさい)」には、漆(うるし)で日々の暮らしを鮮やかに「彩る(SAI)」という意味を込めました。少しイントネーションを上げて呼んでいただけたら嬉しいです。
伝統の技を大切に守りながら、現代の暮らしに溶け込み、もらった人が心から笑顔になるような「一生もの」のギフトをお届けしています。

管理栄養士が「器」に向き合い、ギフトに特化する理由
作り手の藤澤望は、管理栄養士として地域の薬局や病院、在宅訪問など「食」の現場を歩んできました。多くの方の食卓を直接見つめる中で、ある強い想いが芽生えました。
「健やかな体を作るのは、栄養素の数字だけではない。何を食べるかと同じくらい、『何で食べるか』という器が、食べる意欲や心と体の満足度を大きく左右する」
漆の天然の抗菌作用と、手に伝わる優しいぬくもり。木製の漆器は「割れない」ことから、ご結婚祝いや内祝い、長寿のお祝いなど、大切な方の健康と幸せを願う最高の縁起物です。これまでも「ありきたりではない、可愛い特別なギフトを選べてよかった」と、大変嬉しいお声をたくさんいただいております。
幸せを運ぶ、一生の相棒「らいちょうシリーズ」
Uru-SAIのメインとして、多くの皆様に愛されているのが「らいちょう」のシリーズです。
雷鳥は、自然界では非常に天敵の多い動物です。しかし、季節に合わせて自らの毛色を変えながら、過酷な環境をたくましく生き抜いています。私はその「生き抜く強さ」に深く感動し、モチーフに選びました。
絵付けをする際は、一つひとつの表情が違っても、あえて修正はいたしません。眉毛が少し太くなったり、垂れ下がったり。その違いは、その子が持つ大切な「個性」だからです。
朝の気持ちいい始まりのとき。 仕事中の休み時間やお昼時、あるいは頑張った後の昼下がりのホっとしたい場面。 今日一日について、静かに自分自身と対話したいとき。
この雷鳥の器が、ただの道具としてではなく、使う人の心にそっと寄り添い、何かを受け取ったり与えたりできる「一生の相棒」のような存在になれることを願って、一筆ずつ漆を重ねています。

父から継いだ伝統の技と、誠実なモノづくり
私の技術のルーツは、職人である父にあります。幼い頃から身近にあった、息を呑むほど緻密な「蒔絵(まきえ)」の世界。父から厳しくも温広く受け継いだ伝統の技法は、今、私の手を通して「日常を彩る道具」へと形を変えています。
お届けする全ての器は、発送の直前に私自身の手で一点一点、「仕上げの磨き」と最終点検を行っています。そのため、お届けまで一週間ほどお時間をいただいております。また、実物を見ることができないオンラインショップだからこそ、30日間の返品・交換保証を設けています。
贈る人にも、もらう人にも、心地よい優しさを
お相手を想ってギフトを選ぶ時間は、とても愛おしいものであると同時に、「どれを組み合わせたらいいだろう」と迷う時間でもあります。
Uru-SAIでは、選ぶ方の負担を少しでも減らせるよう、あえて人気の組み合わせをこちらからご提案する「お得なセット商品」をご用意いたしました。また、用途に合わせた各種ギフトラッピング(簡易袋タイプ、ご結婚用のし、一般お祝い用のし)も丁寧に取り揃えております。
ご結婚の内祝いで「お届け先が何軒もあって、サイトでの入力が大変」という場合も、メール一本で配送先リストをお預かりし、一括でお引き受けいたします。

飯山の工房で、お待ちしております
漆は、使い込むほどに艶が増し、使う人の手に馴染んでいく「育つ道具」です。私たちの器が、あなたや大切な方の食卓の物語の一部になれることを願っています。
飯山の工房では、実際に漆に触れていただく「蒔絵体験」も開催しております。信州のぬくもりを、ぜひその指先から感じてみてください。

漆彩:長野県飯山市野坂田741-4 (信州うるし工房いろどり)
管理栄養士・作り手 藤澤 望