蒔絵の歴史と藤澤蒔絵。
蒔絵とは、主に漆器や仏具などに漆で文様を描き、金・銀などの粉を蒔(ま)きつけて再び漆を塗り、乾燥後砥いで光らせ加飾をするという日本独自の漆工芸です。

その技法は十数工程にも及び、同じデザインでも色や配色により全く違う作品となり、
世界に一つしかない作品になります。

蒔絵の歴史は古く、奈良時代に始まり平安時代に盛んになりました。
その後、桃山時代に来日したヨーロッパの人々を魅了し、遠く東洋からもたらされた贅沢な品として珍重され、フランス王妃マリー・アントワネットら王侯貴族は競って蒔絵を求め、宮殿を飾りました。
そして陶磁器を「china」と呼ぶように、漆器は「japan」と呼ばれていました。また、江戸時代には、大名の婚礼調度をはじめ、印籠、櫛なども凝った作品が作られるようになりました。

藤澤蒔絵は昭和25年(1950年)創業。
永年蒔絵に携わり、全国の先鋭の若手蒔絵師の賛同を得て
次世代に受け継がれるような日常の中で息吹く作品作りに心掛け、
新たな分野にも融合を試みてきました。


そんな我々のスローガンは『古き伝統を守りながら新しいモノづくりへの挑戦』です。